2024年10月12日(土)
日々のこと
朝晩は涼しくなり、時折肌寒さを感じるほどになりました。
日中は相変わらず暑いですね。朝晩を含めて服装に悩む日々、季節の移り変わりを実感しています。
10月10日、『第743遠忌 御会式』を行いました!
前日準備は”お磨き”から!!
ロウを取って磨いて、、、
御婦人方の手によって、ピカピカになりました。
次は”餅柱作り”
御宝前にお供えする特製餅柱を作っていきます!
まずは板餅を決まった大きさに切り分け・・・
ミカンと一緒に柱に括り付けていきます。
本当はミカンと一緒に筆柿を使って作っていましたが、最近はこの時期に筆柿が揃わなくなってしまいました・・・
気候の変化ですかね⁉
手に入らないものは諦めてミカンを二段にしています。
そして、、、
完成したものがこちら⇩
今年も素晴らしい出来栄え!!
さすがの熟練の技、ありがとうございました!!
10日は朝から供物の準備
御会式の供物は”お稲荷さん”です。
米を炊いて酢飯を作り、油揚げに詰めていきます・・・
昼前にはお手製お稲荷さんの出来上がり!!
破れてしまったお揚げは私が頂いております。
今年も美味しかったです!!
御婦人方、二日間ありがとうございました。
14時から法要を行いました。
今年は50名ほどの方々にご参列いただきました。
平日昼間の法要は、仕事の方や家族の都合でお越しになれない方など様々な事情でご参列が叶わない方が多いという現状・・・
何か変えていかなければ先細りだなと痛感しました。
以前と同じようにすれば良いということは通用しません。
変えてはいけないこと、変えなければならないこと、見極めが大切ですね。
法要後には桂枝太郎師匠の落語!
昼の部では「初天神」と「芝浜」
楽しいひとときでした!
ある檀家さんが、
「一人で住んでいると声を出して笑うことが本当にないのよね。今日は楽しく笑わせてもらったよ!」
と言って下さいました。
このように言ってもらえると本当に嬉しいです。
笑うって大切だなと思います。
お寺が「笑える」空間になるのも良いものだなと改めて感じました・・・
御会式法要・落語を終え、ついに夜の部の【上行寺寄席】へ!
50名弱の方々をお迎えしました。
夜の部では「まんじゅうこわい」と「死神」
夜のお寺の雰囲気がまた良い感じ・・・
「死神」良かったです!
娘も楽しんでました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
⇩は夜の部に来た方が師匠にサインをもらい、印を押させてもらった御朱印。
こんなコラボが生まれるのもお寺ならではです。
久々に復活した『上行寺寄席』
伝統芸能と親和性が高い”お寺”という存在。
これからどう活かしていくか・・・
まずは次回に向けてもっと宣伝の仕方を見直そうと思います。
次回開催をお楽しみに!!