木剣修法は、大変厳しい修行で知られる「日蓮宗大荒行堂」での100日の加行を成満した僧侶にのみ相伝されるものです。
厳しい修行の中で自分自身を極限の状態に枯らしてこそ、授かることの出来る祈祷法で、大荒行堂にて写経した祈祷の経文を収めた「撰経(せんきょう)」を首に下げて、木剣を使って祈祷を行います。
木剣には「魔を斬る」「迷いを払う」という意味があります。
祈祷を受ける方の頭や肩などに願いを込めて木剣をお当てすることで、心の垢である罪障を払い、ご祈願の成就を祈ります。
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お問い合わせにて承ります。
ご希望の日時・ご祈祷内容をお知らせください。
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当日、本堂にてご祈祷を行います。
(車両祈祷の場合は本堂前にて行います。)
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祈願したお札・お守りをお渡しします。
扱い方やお祀りの仕方がご不明な場合は、ご遠慮なくお声がけください。
三面大黒天とは
三面大黒天とは顔が三つある大黒天です。正面が大黒天・右面が毘沙門天・左面が弁財天の顔となっています。
三面大黒天はこの三天のご利益が一身に具わっており、一般の大黒天に比べ、ご利益が著しいと言われています。足軽より大出世した豊臣秀吉が篤く信仰されていたことでも知られています。
上⾏寺には以前より祀られている「三⾯⼤⿊天」と、現在の住職が新たにお祀りした「開運三⾯⼤⿊天」が奉安されております。
二体の大黒天と檀信徒各家で祀られている大黒天の大祭として、毎年1月第3日曜に「大黒祭・開運祈願祭」を開催しております。
「大黒祭・開運祈願祭」では、開運三⾯⼤⿊天に御守護と家内安全・商売繁昌・開運招福などを願って加持・祈祷を致します。
またご希望に応じて、家庭や事業所などにお祀りする大黒天(枡入り子大黒天)の開眼(魂⼊れ)・授与を行っております。